『認知言語学』大堀壽夫 著、東京大学出版会、2002年12月
A5/283頁
ISBN:4130820087
【内容】認知言語学の基本的な考え方や分析方法を学ぶ人のためにテキスト。
認知言語学とは、ことばを通じてこころのはたらきを理解しようとする研究である。本書では、「カテゴリー化」「メタファー」「構文知識」といった認知言語学の主要な概念を体系的に説明し、さらにこの分野を文化人類学、発達心理学のような隣接領域との関わりからも広く展望する。分析例には日本後、英語とともに数多くの言語を取り上げ、ことばの普遍的特徴からのアプローチを試みる。
【目次】
まえがき
第1章 認知言語学とは何か
第2章 認知能力と言語
第3章 カテゴリー化 ( i ):プロトタイプ
第4章 カテゴリー化 ( ii ):基本レベル
第5章 メタファー
第6章 事象構造
第7章 構文知識 ( i ):基本的枠組み
第8章 構文知識 ( ii ):「主語」と「受動態」
第9章 文法化
第10章 談話・認知・文化
第11章 言語の発達
第12章 今後の探究に向けて
演習問題の解説
参考文献
索引
※ 詳細目次はこちら >>
http://gamp.c.u-tokyo.ac.jp/~tohori/cont-j.html